もっちりとした食感と、なめらかな口当たり。いつものうどんを支える小麦に、注目のニュースです。

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全国88店舗を展開する「自家製麺 杵屋」は、2026年10月から、三重県産小麦「あやひかり」を100%使用したオリジナル特等粉「伊勢のひかり」へ、全店で使用する小麦粉を切り替えます。

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10月6日には、東京・日本橋の三重テラスで発表会を開催。小麦を採用した背景とともに、外食を通じて産地や食文化への理解を深める「大人の食育」の取り組みが紹介されました。

年間800トン超の小麦粉を「伊勢のひかり」に統一

今回のリニューアルでは、全国の「自家製麺 杵屋」で使う年間800トンを超える小麦粉を全面的に切り替え。麺のおいしさと品質の安定を追求しながら、お客様と生産者、食卓と産地をつなぐ取り組みを進めます。

杵屋は1971年に1号店を開店して以来、うどんづくりにこだわってきたブランド。讃岐うどんをベースに、毎日店内で独自の製法によって製麺し、素材のうまみを生かした関西風のだしを合わせています。

長年親しまれてきた一杯が、原材料へのこだわりから、さらに進化します。

もちもち感となめらかさを生む「あやひかり」

三重県産小麦「あやひかり」は、一般的な小麦に比べてアミロースの含有量が低く、麺にしたときの粘弾性やなめらかさ、もちもちとした食感が特徴です。

杵屋では、讃岐の麺に関西風のだしを合わせる同店のうどんとの相性を検討し、おいしさと品質の安定を両立できる小麦として採用しました。

小麦の品種を知ると、いつも何気なく味わっていた麺の口当たりにも目が向きます。次に杵屋を訪れるときには、だしとともに麺そのものの食感をじっくり楽しんでみたくなりますね。

うどん打ち教室から広がる「大人の食育」

今回の発表で掲げられたのは、「あやひかり」を採用した経緯、食育への取り組み、そして産地と食卓をつなぎ、食文化を次の世代へ伝える展望です。

グルメ杵屋グループは、料理を提供することに加え、食材を育てる生産者や、加工・流通・調理に携わる人々の仕事、その背景にある価値も伝えていく考えです。

その起点となるのが「杵屋うどん打ち教室」。食育というと子ども向けの学びを思い浮かべがちですが、同社は大人にも届く食育を外食の現場から発信していきます。

一杯のうどんが、どこで育った小麦から、どのような人の手を経て作られているのか。身近な料理をきっかけに食材の背景を知ることは、日々の食事や買い物を見つめ直す機会にもなりそうです。

お米やお茶にも広がる、三重の食の魅力

配布資料には、三重県のブランド米「結びの神」や、三重県で栽培されるお茶の総称「伊勢茶」も紹介されています。

「結びの神」は、品種「三重23号」のうち、定められた生産・品質の基準を満たしたお米。大きくしっかりとした粒と、もちもちとした食感、甘みが特徴で、おむすびやお弁当にも向いています。

伊勢茶は、かぶせ茶、煎茶、深蒸し煎茶、ほうじ茶など、育て方や仕上げ方による味わいの違いも楽しみの一つ。食事やくつろぎの時間に合わせて選ぶことで、お茶の時間がもっと豊かになりそうです。

ランチのうどん、お弁当のお米、ほっとひと息つくお茶。身近な食べ物の背景には、地域の風土や作り手の工夫があります。新しくなった杵屋のうどんをきっかけに、毎日の「おいしい」を少し深く楽しんでみませんか。

公式サイト:https://gourmet-kineya.co.jp/brands/kineya/

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