どんな植物も小さな種から命は始まり、そして種へと繋がっています。
しかし、今1世代だけしか生きられないF1種や遺伝子組み換え作物などが増えるなか
地域で守られてきた、「本物の種」がどんどん姿を消し、
私たちの食は不自然なものへと変わっています。
種は私たちの子供達のものです。本物の種は、本物のいのちを育みます。
自分が育てた種を持ち寄って参加者と交換し合う、「シードエクスチェンジ」のイベントに
参加してきました。
社会起業家ジョン・ムーアさんが徳之島で育てた
種のお話や、
徳之島のおいしい食材を使った料理を頂きました。
一般社団法人SEEDS OF LIFE 代表 ジョン・ムーアさん
この活動を始めたきっかけは?
何百年も前から続いてきた野菜の在来種が途絶えつつあること、
農薬や化学肥料の使用によって土そのもののエネルギーが失われつつあることに
危機感を感じたからです。 もはや「持続可能であること」だけでは十分でない。
今すぐに、この地球を蘇らせなければなりません。
もともと農家では、各地でその土地の在来種を育て、自家採種した種をみんなで分け合い、
種を継いできたものでした。それが戦後、アメリカから「F1(エフワン)」という技術が
もたらされ いつしか世界中で「F1種」が「在来種」に取って代わるようになりました。
植物は人間よりもはるかに賢い生き物で、
自分の仕事がちゃんと分かっています。
人間の知恵や技術を植物に押し付けるなんておこがましい。もっと自然に委ねるべきと
意見されていました。
徳之島のおいしい食材を使った料理は
素材のうまみをつかった料理で
とってもほっこりしましたよ