新潟駅前で、焼き鳥の概念が少し変わった。
「焼き鳥と熟成牛タン 逸鳥逸舌 新潟駅前店」。
その名の通り、主役は鶏だけではない。むしろ、ここでは“熟成牛タン”こそが物語をつくる。
店内はテーブル席中心で、落ち着いた照明と木の温もりが心地よい。肩肘張らずに過ごせるのに、料理は想像以上に本格派。大人の夜にちょうどいい距離感だ。
まずはビールで喉を潤し、名物の熟成厚切り牛タン串を。
外側は香ばしく、中はほんのりレア。厚切りなのに柔らかく、噛むたびに旨みがじんわり広がる。これは“串”というより、もはや一皿の主役級。
続いて熟成厚切り牛タン刺し。
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艶やかな断面に思わず見惚れる。しっとりとした食感に、薬味の爽やかさが重なり、余韻が長い。
焼き鳥も抜かりない。
越の鶏ねぎま(塩)は、皮目の香ばしさと身のジューシーさが秀逸。
越の鶏つくね(タレ・卵黄付き)は、濃厚な卵黄をまとわせれば、思わず日本酒に手が伸びる。
そして地鶏出汁巻き玉子。ふわりとほどける優しい出汁が、全体のバランスを整えてくれる。
だが、ここからがこの店の真骨頂。
鶏モツと牛タンの越後味噌煮込み。
越後味噌のコクと、モツの旨み、そして牛タンの存在感。
とろりとした味噌の奥に、じんわりとした深みがある。これは静かに酒が進む一皿だ。
締めに選んだのは、
熟成タンとろ釜飯。
蓋を開けた瞬間の香りが反則級。
角切りタンのレア感、中央に落とされた卵黄。
全体を混ぜると、艶やかなタン丼へと変わる。
甘辛の味付けと卵黄のコクが絡み、最後まで勢いが落ちない。
駅前という立地で、この完成度。
焼き鳥店の枠を軽々と超えてくる。
新潟で「ちゃんと美味しい夜」を過ごしたいなら、
ここは間違いなく候補に入る一軒。
焼き鳥と熟成牛タン 逸鳥逸舌 新潟駅前店
025-256-8499
新潟県新潟市中央区弁天3-2-1 マルキタ弁天ビル 2F





