銀座といえば、きらびやかな街並みばかりに目が行くが、古い雑居ビルが多いのも特徴のひとつ。でもそこは、さすが銀座で雑居ビルの中といえども名店とよばれるレストランが多数入っています。
そして、その一見さんお断り感もハンパない。いくらどんなに美味しくても、大切な人を緊張させてまで雑居ビルの名店に入っていくのはナンセンス。
そこで今回は、銀座6丁目の路地裏で唯一光り輝くモダンなビル内にある中華へ訪れました。
しかもこの中華、東京中の美食家たちが挙って太鼓判を押す実力店でもあるそうです。
銀座嘉禅
<span style="font-size: 150%;"><div align="left">伝統を大切にしながらも新しさを取り入れた広東料理を堪能</div></span>
シンプルで洗練された店内には、個室なども用意されています。
中国飯店でキャリアをスタートし、香港やシンガポールで研鑚を積んだ簗田 圭シェフが腕を振るう銀座の『新広東菜 銀座 嘉禅』。
伝統を踏まえつつも、和の食材を積極的に取り入れた独特のセンスが光る“新広東料理”が評判です。
老鶏や豚赤身肉、金華ハムでとる広東料理の最高級スープ“上湯”で煮込んだフカヒレは、その旨みが太い繊維一本一本にじんわりと染み渡ります。 仕上げに陶板で焼き、熱々でご提供されます。
フカヒレを、極上スープで煮込み、陶板で焼いて提供するダイナミックな「姿煮」濃厚なうまみたっぷりな逸品でした。
皮だけをいただくのが一般的ですが、銀座嘉禅では肉 まで美味しく食べられるよう、ジューシーに焼き上げていて、皮と肉を、2 種類のメニューに分けて、美味しく楽しくいただけるようになっていました。皮、肉、それぞれのうまみを活かしたメニューで美味しかったです。
お料理とドリンクの美味しさを最大限に引き出すマリアージュを楽しむペアリング。アルコールペアリングはもちろん、昨今ではお茶やオリジナルドリンクを始めとするノンアルコールペアリングを取り入れるレストランも増えており、食を楽しむための選択肢がますます広がっています。銀座嘉禅でもノンアルコールのペアリングでいただきました。
初めの3品
広東式ダックを2種類の食べ方で
フカヒレの陶板仕立て
冷やし坦々麺